読書検定委員

読書検定委員とは、ビジネスエグゼクティブキャリアカンファレンス株式会社が選定した委員。
尊敬できる先輩(簡単には歩むことが出来ない道を歩まれた方)に、その人生の中で影響を受けた本を推薦していただきました。

たき れいこ

略歴

高校
神奈川県立弥栄西高等学校・外国語コース(現:弥栄高校)
大学
慶應義塾大学文学部英米文学科
会社
株式会社 高い城(代表取締役)
スマイルコンシェルジュ(MC)


軌跡

推薦者コメント

いつもキラキラ笑顔が印象的。 スマイルコンシェルジュとして笑顔の研修【笑みトレ】を考案し、企業研修や講演会、トークショーやイベントの司会の他、女性向け講座として美容系・ハウスキーピング術・時間有効活用&手帳術など活動は多岐に渡ります。 プライベートでは25歳の長女、17歳の双子の三女の母(とても見えませんが)。 ご自身の体験から子育てと仕事の両立についてのアドバイスも行っておられます。 「クロワッサン」、「美ST」などの女性誌では、元祖美魔女としての一面も。 女性でもさまざまな顔をお持ちの彼女の愛読書、気になります。

本人コメント

<背表紙の読書> 実は活字嫌いな少女でした。父が明治文学全集・全100巻を手がけた編集者で、家の壁という壁が父の蔵書で埋め尽くされていました。本はいつでもそこにあるもの。 あまりに身近過ぎて、活字を求める感覚が欠落していたのだと思います。 それどころか「うちは本棚ばかりで絵一枚すら飾れないわ。」と嘆く母の横、幼心に本そのものを邪魔者扱いしてしまっていたようなところがありました。今思えば勿体無い話です。  そんな私が20代になったある日、父が脳梗塞で倒れ左半身不随の身となりました。 いよいよ蔵書の一部を手放すことになった時、古本屋さんに言われた言葉が忘れられません。 「庭石は、ただそこにある。それだけで意味があるもの。本も同じです。貴女はこれだけの本に囲まれて育ったという環境に感謝しないといけませんね」。 確かに知らず知らずのうちに父の蔵書の背表紙の文字をなぞっていたし、たとえ手に取らなくても本そのものが人格形成に少なからず影響を及ぼしていた気がします。 古本屋さんの示唆的な言葉を聞いてから、読書不足を悔い改め、それまでの時間を埋め合わせるかのように活字を貪るようになりました。 能動的に本を読み始めたのが遅かった分、娘たち三人には幼いうちから読書好きになってもらいたいと願いました。 毎晩読み聞かせをし、図書館にも通いながら、でも決して無理強いしないでいたら、三人とも自然と読書好きになっていました。 良書をさりげなくそばに置いておいたのも功を奏したと思います。 ここでも<背表紙の読書>効果!どんな本に囲まれて過ごしているかは重要。 読書への第一歩は家庭内の蔵書を見直すことで加速するかもしれません。

未来へのメッセージ

もしも今、活字が苦手だと感じていても大丈夫。何歳からでも遅くはありません。 背表紙だけでもいい、絵本からでもいい、手始めに声に出して読んでみてください。 心地良い言葉のリズムに気づくようになったらしめたもの。活字がグッと身近なものになっているはずです。

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